過去イチのミス
経理担当者なら、一度はやらかしたことがある「振込金額ミス」。
198,600円と196,800円とか……あるあるですよね~。
わたしの場合、一番大きなミスは業者さんからの93,000円の請求に対し、9,300,000円を振り込んでしまいました( ;∀;)
しかもそれに気付かず、業者さんから「御社から恐ろしい額の振り込みが…」と電話が
かかってきて、判明。
もう、真っ青になりましたよ。(;゚Д゚)
幸い、振り込んだ先がまっとうな業者さんなのですぐに返金してもらえたのですが、当社は中小企業でそんな潤沢に資金があるわけではありません。一時的とはいえ、口座が空っぽ状態になってしまいました。
こんなときに、なにかの引き落としがあると不渡りってことになりますから、信用問題にかかわります。また、当然ながら振込手数料は当社負担になりますので、額が大きいと手数料もばかになりません。
あれ以来、振込日を当日指定にするのはやめました。かならず翌日以降を指定して、全部の振り込みが終わったあと、もう一度チェック。
「見直しにやりすぎなし」
「慣れとミスはおともだち」
日々、慎重に仕事をしないといけませんね~。
捨てられないもの
まったく感傷的ではない性格に加え、長年の経理業務での職業病とも言うべき「癖」で、すべてのものを「必要」「不必要」に分け、不必要と分類されたものは次の瞬間、捨てます。
次女が就職して独立したとき、つぎの1週間で次女の部屋を勉強机だけを残して空っぽにしました。(勉強机は高価だったし、わたし自身が使いたかったので必要だったんです)
幼稚園時代の絵やら小学校、中学校の卒業の日に友達から書いてもらった手紙だのなんだの… 「捨てられない性格」の次女が残していった90リットルのごみ袋12袋分の「不用品」を片付け、さっぱりしていたら、夫に「え、全部捨てたの!?」とびっくりされたというより詰られました。
「次女が、思い出に置いときたかったんじゃないのか?」
「あなたの実家にあなたのものなんて何もないけど、思い出は消えてなくなったの?」 ふん、と鼻で笑って無視しましたょ。(^^);
死ぬまでに、わたしが写っている写真だの、書いたり書かれたりした手紙だのは責任を持って可能な限り全て捨てるつもりです。
アルバムやフォトブックはほとんど処分して、わたしの子供の頃の写真はもう手元にはありません。と、言うか、1年以上前の写真は捨てています。直近の写真は遺影用に置いてますが、「これは嫌だな」と思った写真は昨日の旅行の写真でも捨てます。
思い出を置いておくのが好きじゃないんです。
この辺は、臨床心理の専門家に一度聞いてみたいんですが、なんらかのトラウマかもしれないですね…。
そんな私にも捨てられないものがありまして…
母が母校からもらった卒業記念のペーパーナイフ。
60年くらい前のものになるのですが、自由の女神が彫ってあって、右腕はすでに折れてなくなっています。
なんの思い出があるわけでもないこのペーパーナイフなんですが、あまり幸せではない結婚をして、将来の夢も打ち砕かれてしまった母の無念が宿っている気がして、わたしが死んだら一緒に燃やしてもらおうと思っています。
銅製なので、お棺に入れるのを断られるかもですが。( ;∀;)
そうなったら、資源ごみにでも出してもらいましょうか。 (- -)
届書作成プログラムを使って月額変更届を提出します!
やはり今の時代、いつまでも手書きでポストインはダサい(死語?)と、反省いたしまして、今日はちょっと時間を使ってマニュアルとにらめっこ。月額変更届の作成方法を勉強!
頑張りますよ。(^^)/
まずは、一番上の「届書の作成」からスタートです。で、お次はメニュー画面。
まず、戸惑うのが、「どのボタンを選ぶんだ?」ってとこですね。
正解は「届書を編集する」の「最初から」なんですが、コレ、わかりにくくないですか?
普通なら、「届書新規作成」→「どの届書を作成するか」→「入力」っていう流れになるのだと思うのですが…いきなり「編集」「最初から」って、日本語としては正解なのですが、どうにも馴染めません。
で、「最初から」のボタンでこの画面。
わけわからない空白。ごちゃっとしたタブ。あとで、この空白に入力した個人のデータが反映されるのですが、この段階ではどこに注目すればいいのか戸惑います。
多分、民間のソフトウェア制作会社なら、担当者がこのレイアウトを上司に提出した瞬間、
「見にくい! わかりにくい! やりなおし!」
って、差し戻しされるところですが、このレイアウト、もう何年もこのままなんですょ。
多分、だれも何も言わないのでしょう。
( ;∀;)
えと、気を取り直して、
「月額変更」タブを選んだけど画面はそのまんま…… いえいえ、右下の「追加」ボタン、グレーアウトしていたのが押せるようになります。
なので、月額変更する社員一人ひとり、支給額を入力して登録していきます。
月額変更というのは、①お給料の額が社会保険の等級で2等級以上変更があり、②変更後の給料を3か月支払った 後で届を出します。
担当者は迷いがちですが、とにかく3か月ルールさえ守っていればOKです。
ちなみに、7月に算定基礎届を出していますので、本当はこのタイミングで月額変更を出す必要はありません。あくまで、わたしの勉強のためのシミュレーションです。(^^)/
また、改定年月というのは4月に昇給もしくは降給した場合、5月、6月、7月とお給料を支払い、社会保険料が変更になるのが8月なので、改定年月は8月になります。
入力データを登録したら、入力終了。
保存終了すると
ファイル名は新規届書のままでOKです。
で、これが間違えがちなんですが、これで終わりではありません。赤下線のとこ。はい、これは提出用のファイルではないんです。これで終わったとここで終了すると、申請はいっさいできていない、という事態になります。
いったん、メニュー画面に戻りまして
「提出ファイルを作る」のカミナリマーク、「電子申請用」ボタンをぽち。
「新規届書.jkk」というファイルがありますので、クリック。
「上記の内容のcsv形式届書総括表を作成します。よろしいですか?」
で、OKボタンをぽち。
もういっかいOKボタンをぽち。
総括表が紙で必要なら次の画面で印刷しますが、わたしは必要ないのでキャンセルします。で、「作成終了」したら、今度は起動メニューに戻りまして
届書の申請・申請状況の照会ボタンをぽち。
法人番号やらなんやらを入力する画面になりますので、入力したら次に進み、「選択処理」の画面で「届書の申請」ボタンをぽち。
なにやら添付ファイルを選択する画面になります。
デスクトップに、3桁の数字(勝手に割り振られます)が書いてあるフォルダが出現しますので、クリックすると「0001」(これはいつも同じです)フォルダの中に「SHFD」の後に数字4桁がくっついたファイルがあります。
「開く」で選択して、「次へ」
いよいよ申請です!
申請データ選択の右の方に「選択」ボタンがありまして、押しますとデスクトップのフォルダが開いて、SHFDから始まるファイルが選択できます。このフォルダやファイルの数字はなんか適当と言うか、勝手に割り振られます。
で、このファイルを添付して申請します!
次はCSV総括表作成です。
会社の住所やら何やらを入力して(覚えてよっ(´;ω;`))それから申請情報の入力。申請者は、わたしは会社の代表の名前を入力しています。
さぁいよいよ申請完了~
やれやれ、です。
慣れたら、どってことない……かな?
届書作成プログラムが使いにくいので…
会社が従業員に賞与を支払った場合、「賞与支払い届」を支給後5日以内に提出しなければいけません。
わたしは、このような申請は基本的に郵送で行います。申請書をダウンロードして、記入して封筒に入れてポストイン。
今はe-Gov電子申請というのもあるのですが…
届書作成プログラムが本当に使いづらいっ(´;ω;`)
どう説明したらいいのかよくわからないのですが、およそ、直感的に使えるような代物ではありません。何度か電子申請してみたのですが、ちゃんとできたことが一度もなく、電話で問い合わせると「使い方が悪い。マニュアルを読んで」と言われます。
お問い合わせ窓口の方は「みなさん使いこなされて、『とても便利』とおっしゃっていただいてます!」と胸を張るのですが、本当なのでしょうか???
わたしは年齢の割には(?)パソコンに強いほうです。マニュアルもちゃんと読めるのですが、それでも届書作成プログラムは苦手。
お問い合わせ担当の方の対応もなんか高飛車で、あまり好きじゃない。
というわけで「アナログが一番よね~」とせっせと書類に記入し、ポストへ。
運動も大事だしね♪ !(^^)!
心配性とLOVE&PEACE
最近の私は、助成金・補助金・支援金ゲッターと化していまして、手当たり次第に申請を出しているように見えるそうです。(ま、正直「ダメもとっ!!」ってこともありますが…🤫)
「部長、目が血走ってるよ。鏡見てみ」
と、同僚に言われ、鏡を見ると「疲れてイラついているアラフィフ」がそこに。
もう、ド真剣に景気が悪くて、昨日も暗ぁ~い顔をした社長から「今年のボーナス、無理だわ。みんな怒るよなぁ」と…
怒るも何も、会社が倒産すればスタッフは路頭に迷うわけですから、「きちんと説明すれば大丈夫です」と請け負いました。
ところが自信はありません。
毎日毎日、数字を追いかけている社長とわたしは会社の現状を嫌と言うほどわかっていますが、他のスタッフは「何か、毎日暇だなぁ。今日は何しよっかな」と、すごくお気楽😭
確かにわたしは心配性です。
来店客が少ないのは確実にコロナの影響。なので、この波が収まれば業績は回復するはずです。
でも、本当にそれだけなのでしょうか?
会社発足以来約10年、右肩上がりに成長してきました。この辺で、大きな壁にぶち当たる時期なのかも?? コロナ以外にもっと警戒すべき要因があるのでは??
会社の将来も、日本の将来も心配で仕方ありません。
そして、
ウクライナの人たちのことも心配です。
戦争は何ももたらさないと歴史は教えてくれているではないですか。
LOVE & PEACE
あなたにとって、本当に大切なものは何ですか?
明日がもっとすばらしい一日になりますように。
文書交通費とインボイス制度(💢)
わたしはこのブログで、政治や宗教に関することにはなるべく触れないように気をつけています。
なぜなら、政治と宗教がらみで何か言いたくなるときは、かなりヒステリックになってしまって、後でいろいろ後悔するからです😅
でも、わたし、ものすごく腹が立って言わずにいられないことがっ😡!!!!!
来年(令和5年)10月から適格請求書等保存方式(インボイス制度)が始まります。
この方式は企業の経理担当としては、「面倒くさいし、経費がかかる」程度で済む話なのですが、個人事業主にとってはかなり大変な死活問題なんです。
知り合いのイラストレーターさんは、名刺やチラシ制作などのデザイン関係の仕事もしているのですが、お客さんが課税企業だと「仕入税額控除ができない(税金面で損をする)から、あなたに仕事は頼まない」などと言われる可能性大。
「売り上げが減ったら、もうこの仕事は続けられないかも」と不安におびえる日々だそうです。
大企業ならともかく、たった一人で営業をし、デザインを描き、事務仕事も頑張っている個人事業主に「もっと税金払え」と言う前に、するべきことがあると思いませんか??
そう。文書交通費です! 電話代や郵便代、交通費などの名目で国会議員に毎月100万円支給されています。ニュースにもなりましたが、在籍1日でも満額出ます😱
税金がかからないし、何に使ったか公開する必要もない。つまり領収書がいらないんです。
はあ?????💢💢💢
わたしたちにはインボイス制度を押し付けるんですよね? 適格請求書がなかったら、その要件を満たした請求書でなければ、明細が書かれていようがなんだろうが一切認めないって、誰が決めたんでしたっけ???
国の財政がひっ迫しているのはわたしにも容易に理解できます。免税業者の「益税対策」のために、手っ取り早くて効率的なのもわかります。
でも、スキルを主に売る個人事業主にとって、課税業者になるのはデメリットだらけ。
国民にとっては、納税は義務。
だからこそ、
まずは、国会議員の襟を正すのが筋です。
文書交通費に関しては「このままうやむやにしちゃえ~」
で、「ホソボソと頑張っている個人事業主には増税するけどよろしくっ」の法案をごり押しすることを、何で恥ずかしいと思わないのでしょうか?
いっつもつま先の破れたスニーカーを履いて、年頃の可愛い女の子なのに化粧っ気も全然なくて、およそ儲かってるわけじゃない(ように見える)のに「絵が好きだから」という理由だけで必死に頑張っている人間に、あまりにもひどい制度だと思うんです。
「経過措置」がありますので、その間に改善されることを心から願うのと、政治家の方々の良識と能力に大いに期待しています。
そして、
どうか、子どもたちが「頑張る」ことを誇りに思える国でありますように。
後記
勢いに任せて説明を端折っているので、かなり偏った記事になっていますね。わかりにくくてすみません。憤りが伝われば幸いです。
小学校等休業対応助成金、ハードルが高い??
小学校等休業対応助成金は、一人あたり15000円を上限に、お休みした従業員に給料を支払った企業に対して国から助成されるのですが、巷の噂では「申請をしぶる会社がある」のだとか。
この助成金を受けたからと言って、もちろんペナルティはありません。ただ、企業側には「ぜんぜんおいしくない」助成金なんですよね。なにせ、ものすごく面倒くさいのは他の助成金といい勝負。(おまけに「一人ずつ申請しないでね、まとめてね!」と言われても次に誰が休むかなんて、わかるわけがありません( ;∀;))
企業が払った給料分を代わりに国が払ってくれるわけで、企業的に「メリットを感じられない」助成金なんです。正社員にしてもパートにしても、有給を使い(使われ)終わったら欠勤扱いにすれば良い企業にとって、担当者の人件費すら出ない(いえ、助成金って、基本的にそうなんですが、この辺は説明が難しい…( ;∀;))助成金は、頑張って申請しようという気にならないんです。(世知辛い話ですね。すみません(´;ω;`))
また、「休んだ人には助成金があって、会社でその人の分も頑張ってる私たちには何にもないの?」みたいな話もちらほら出てきて、そんなこんなの対応も企業の担当者の負担になります。
それでも、従業員のメリットを考えれば、頑張る価値は十分にあります。仕方なく仕事を休んでも、お給料が保証されれば安心できますもんね!
総務という仕事をする人には、その会社の従業員を守る、という大きな責任があります。そのことを、経営者はちゃんと理解して、総務担当者にするべきことをさせなければいけないんです。
個人でも申請できるそうですが、ここはやはり会社がきちんと申請して、「どんな場合も会社は従業員を守る!」とアピールすれば、みんなやる気もでます。多少の不満も「自分に何かあった時も同じように守ってくれる」と信じることができれば、雰囲気も変わるはず。
助成金の申請業務は面倒ですよね。でもこの助成金は正当な申請であれば必ず貰えますから、絶対にやるべきですよ! (^_-)-☆