会社の常識
会社にいるちょっとイケてないスタッフたちからしょっちゅう聞かされるんですが…
「給料、上がらないかなぁ。数社から声をかけられているんだよね~、そちらに行こうかな…」
別に、わたしに言っているのではなく「あなたから社長にちょっと言ってもらえると、もしかしたら……😏」レベルの話です。
言うわけがありませんっ!(-"-)
彼ら彼女らは「会社の常識」というものをあまりよくわかっていないのです。
「数社から声をかけられている」というのは常套句で、ちょいと他社の面接を受けてみたところ、受かったのだけど大して給料も上がらない上に今より待遇が悪いということがわかった、という意味であることがほとんど。
本気で良い条件で声をかけられているひとは、そんなことおくびにも出さないままさっさと辞めてそちらに転職します。
会社に「給料を上げるからこのまま居て欲しい」と言わせるだけの実力が本当に自分にあるのかどうか。会社にとって、有益な社員か、無害な社員か、むしろお荷物か……。
上司は思いのほか部下の実力をちゃんと評価しているものです。ヘンにゴネたり駆け引きしても自分の評価を貶めるだけ。
「胸に手を当ててよーく考えて。給料はあって当たり前のものではなく、あくまでも個人の労働に対する、正当な評価に基づく対価である、ということを自覚するべきです。お給料を上げたかったら会社をガッチリ儲けさせて」
……なーんて、
言えたらスッキリするだろうになぁ……🥺💧