おばちゃん部長の備忘録

小さな会社で、パート一人で経理・労務・総務をこなしてます。!

従業員の奥さんを扶養に入れる!

Kさんの奥さんは50歳。長いこと一部上場企業で正社員として働いてこられたのですが、今秋、体調を崩して退職されました。

 

で、Kさんの扶養に入ることになったのですが、これまで、結婚や出産で扶養家族が増える、という手続きは何度か経験があるのですが、このパターンは初めて。

 

奥さんは「会社都合で退社」という扱いにしてもらえたそうで、すぐに失業手当ももらえるのだそうです。

 

この場合、日割りの手当てがいくらになるかで扶養に入れるかどうかが決まるのですが、その額をちょいと超えそうな感じ。

 

それでも順番的に、まずは扶養の手続きをしなければなりません。たとえ4.5日でも事故や大きな病気にならないとは限りませんからね。結果的に扶養には入れないかもですが…

 

必要なものは離職した日付がわかる離職証明書。社会保険の資格喪失証明書では離職の証明にはならないので要注意。社会保険は抜けても仕事は続けている、という場合があるからだそうです。

 

こういう事務手続きをして感じることは、なかなかすんなりと完了することは難しい、ということです。

 

事前に電話して尋ねても、担当者によって言うことが違うなんてことはザラにあります。

 

「異動申告書に必要事項を書いて、事業所の担当者の確認にチェック入れたらいいだけですよ」

 

最初、この件で年金事務所に電話した時、対応してくれた女性は本当にこうおっしゃったんです。ま、わたしの説明がマズかったのかもしれません。

 

ところが、ふたを開けたら退職証明書がいる、マイナンバーもいる、ついでに資格喪失の証明書もつけてね、と。

 

で、もういっぺん蓋を開けたら、マイナンバーはカードは必要なくて数字が分かればよかったんです。

 

つまり、年金事務所の担当者でも「よくわかんない」的なところがあるんですよね。

 

ハローワークで介護休業取得の手続きをしたときにもこんなことが。

 

手引きにもどこにも書いてなくて、窓口の人からも何も聞いていなかったのに、休業手当の振込「銀行通帳のコピー」が必要で、口座番号だけじゃだめだったことがありました。

 

決して近くはないハローワークとうちの会社を行ったり来たりで、「わたしは暇じゃないっ!」と心の中で叫びましたよ……(´;ω;`)

 

こんなもんだ、と思ってかからないとイライラしがちなのが社会保険関係の手続きですね。